2016年のラマダン (断食月) は、6月6日~7月7日まで。
- 2016/5/30
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- Idul Fitri, イスラム教, ジャカルタ新聞, ニュピ, バリヒンドゥー教, プアサ, 帰省ラッシュ, 断食
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1年に1度訪れる、イスラム教徒の為の盛大なお祭り 「イドゥル・フィトリ / Hari Raya Idul Fitri」 ですが、2016年は7月6日 又は 7日に行われます。 その盛大なお祭りの1ヶ月前から、イスラム教徒の方々は、「プアサ」 と呼ばれる断食を始めます!!
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この断食は、バリ・ヒンドゥー教の 「ニュピ」 にも少し似ていますが、全ての欲を捨て、神に感謝し、心を清める為の訓練なんだそうです。
◆ ニュピの詳細はコチラ → バリ島が静寂に包まれる日・・・ 【ニュピ】
断食 (プアサ)
「ニュピ」 は1日で終わりますが、なんとこの断食は、1ヶ月間も続きます!!
断食と言っても、朝~夕方までの太陽が出ている間だけ、飲食は一切禁止となります。 その他、喫煙 / 飲酒 / 性的な欲求 / 汚い言葉 / 大声で騒ぐ / 殺生・・・ なども禁止となります。
断食解禁
この断食の期間中は、日が暮れた18:00頃、「アザーン」 と呼ばれる礼拝の呼びかけが流れ、その日の断食が終わったことを知らせます。 この暑いバリ島で、水分補給が出来ないのはかなりキツイですが、断食明けに飲む水や食べ物は、神に感謝するほど美味しいのだろうな・・・ と、何となく想像が出来ます。
その後、日が昇るまでの5:00頃までは断食が解禁され、この間に食事や水分補給をします。 その為、断食中の方々は、朝方の4時頃に一度起きて、食事をしてからまた眠るそうです。
シャワーや海水浴など、肌からの水分補給もしないとゆう、徹底した人が居るのには驚きました。
また、子供や老人、妊婦さんや授乳中の女性などは例外で、断食を行ってはいけないそうです。 子供の場合は、半日づつ行ったり、将来の為に少しづつ慣れるように訓練をします。
イドゥル・フィトリ / Hari Raya Idul Fitri
そして1ヶ月間の断食を終えると、断食明けのお祭り 「イドゥル・フィトリ / Hari Raya Idul Fitri」 となります。
とても盛大なお祭りで、バリ島に移住しているイスラム教徒の方々も、このお祭りに合わせてほとんどの方が故郷に帰り、家族や友人たちと祝います。
イドゥル・フィトリを迎えた朝は、バリ島でも合同礼拝を行うのですが、大勢のイスラム教徒の方々が集まり礼拝をする姿は、” 圧巻 ” です!!
(写真 : ジャカルタ新聞より、バリ島で行われた合同礼拝の様子)
このお祭りの定番の挨拶である、「Mohon maaf lahir dan batin / モホン マアフ ラヒール ダン バティン」 という言葉は、家族や友人に、この1年の悪い行いや親不孝をお詫びします、とゆう意味があるんだそうです。
お詫びして回ることで、心身を浄化させ、新しい気持ちでまた1年を迎えます☆
お祭り料理
イドゥル・フィトリ用のお祝い料理と言えば、ロントンと呼ばれるチマキのような物や、ココナッツミルクで煮込んだ料理などが代表的です。
※ ご注意
バリ島は、80% がヒンドゥー教ですが、他の島から移住してきたイスラム教の方も大勢居ます。 イスラム教の方々にとって、ラマダン中の断食は大切な行いですので、旅行者の方も、どうぞご理解とご配慮をお願い致します。
イドゥル・フィトリの前後 (7月6-7日) は、帰省ラッシュで混み合いますので、ご注意ください!!
国内線も空席が少なくなりますので、お早目にご予約ください*
お問い合わせは、お気軽にGoGo BALIまでどうぞ。
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2016年 6月 21日
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