ジョグジャカルタのスタッフがお届けする、ディープな現地情報!!

バリ島から西へ、飛行機で1時間半ほどの距離にあるジョグジャカルタ。
これまでにも、ジョグジャカルタの食や文化、歴史や観光スポットなどをご紹介してきましたが、今回はインドネシアの国民食ともいえる、スープかけご飯 ソト / Soto をご紹介します＊

日本でも、あちこちにラーメン屋さんやそば屋さんがありますが、インドネシアでは ソト と呼ばれるスープのお店が軒を連ねています。　味はお店によって様々。
チキンやビーフなどの出汁を使ったしょっぱい味付けだったり、サンタン (ココナツミルク) を使用していて濃厚な口当たりだったり・・・
スマトラ、スラウェシなど他の島との間にあるジャワ島でも、町ごとに味が違うのです。

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ホテル、レストランごとにバラエティに富んだ味

ジョグジャカルタは、ボロブドゥール寺院など世界遺産への観光の起点でもあるとともに、現職のジョコウィ大統領の母校「ガジャマダ大学」をはじめとして、100近い教育機関の集まる学園都市でもあります。
インドネシア中の学生が集まっていますから、ソトのお店も色々。　各地の味が楽しめるのです。
今回はその中でも、ジョクジャカルタに接した中部ジャワ州、ボヨラリ (Boyolali) のソトをご紹介します。

日本人には一番食べやすい味付け

インドネシア在住の長い方でしたら、行きつけのソト屋さんお持ちですよね？（笑）
今回ご紹介するお店 ソト スダップ ボヨラリ (Soto Sedaap Boyolali) はジョグジャカルタ市街東部のボボールサリ地区にあります。　周辺はアトマヤジャヤ大学など有名な教育機関が並び、学生の集まる繁華街です。
ソト スダップは、お店の造りは簡素ですがいつも沢山のお客さんで賑わっています。

ボヨラリのソトの特徴は、澄んだスープです。　煮込まれた肉の甘味が強く出ていますが、スパイスや油が控え目であっさり味。　日本人にも馴染みやすい味だと思います。

今回はビーフのスープと肉入りで、ご飯とソトを分けたピサ (Pisah) の状態で頂きました。
ソトのお店では、あらかじめご飯にソトがかかっている雑炊のような食べ方と、ご飯の器が分かれている食べ方があります。　「何が違うんぢゃ？」と言われそうですが、日本の牛丼だって「つゆだく」などが選べるように、こちらでも食べ方のこだわりが色々あるんです（笑）

◉ 料金は、Rp 9,000くらい / 約 80円

ジャワのおやつ、小型パンケーキのアポム

ソトで一汗かいた後は、市場でおやつ探し。　今回は アポム（Apom）のご紹介です。
中はふわふわで外側はカリッとした小型のパンケーキです。　こちらも中のココナツの食感が強かったり、ジャムなどのあんが入っているものなど様々です。　お茶やコーヒーにぴったりです。

◉ 料金は、市場で大体一個 Rp 1,000くらい / 約 10円

こうしたジャワ島の食文化をご紹介していますが、観光客の方はお腹が慣れないことがあります。　アポムはなかなか無いと思いますが、ソトはホテルのメニューにもよくありますので、是非味わってみて下さい！

ソト ボヨラリの有名店【 スダップ / Soto Sedaap Boyolali 】

Location: Jl. Babarsari No.13a, Caturtunggal, Kec. Depok, Kabupaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta 55281
Google Map: https://goo.gl/maps/LZzVNkFKs112
Open Hours: 06:00-21:00 (現在、一部改装中)
Close: 不定期　※ 要事前確認
Tell: 0857-0122-5812

ボヨラリの地名を掲げたソトのお店はこの他にもたくさんあります。

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