2017年度のラマダン(断食月)は、5月26日~6月26日です。

2017年のイドゥル・フィトリは、6月25日・26日
1年に1度訪れる、イスラム教徒の為の盛大なお祭り イドゥル フィトリ / Hari Raya Idul Fitri ですが、2017年度は6月25日・26日となります。
イドゥル フィトリの前後 (6月23日~28日頃) は帰省ラッシュで混み合いますので、ご注意ください!! 国内線も空席が少なくなりますので、お早目にご予約ください*
また、その盛大なお祭りの1ヶ月前から、イスラム教徒の方々は プアサ と呼ばれる断食を始めます!! 断食は、5月26日~6月26日までの1ヶ月間 行われます。
バリ島は、80%がヒンドゥー教ですが、他の島から移住してきたイスラム教の方も大勢居ます。 イスラム教の方々にとって、ラマダン中の断食は大切な行いですので、旅行者の方も、どうぞご理解とご配慮をお願い致します。
↑ Please Click Here !!!
ブログランキングに参加しています。 1クリックお願い致します♡
ラマダンとは・・・?
ラマダンとは 月の名前 のことを言います。
イスラム教徒にとって、このラマダンの月が出ている1ヶ月間はとても神聖な時間で、イドゥル フィトリの大祭に向けて心身を整えます。
ラマダンの1ヶ月間は、プアサ と呼ばれる断食を行い、全ての欲を捨て神に感謝し、心を清める為の訓練をします。
断食と言っても1日中ではなく、朝~夕方までの太陽が出ている間だけ、飲食が一切禁止となります。 その他、喫煙 / 飲酒 / 性的な欲求 / 汚い言葉 / 大声で騒ぐ / 殺生・・・ なども禁止となります。
この断食の期間中は、日が暮れた18:00頃 アザーン と呼ばれる礼拝の呼びかけが流れ、その日の断食が終わったことを知らせます。
この暑いバリ島で、水分補給が出来ないのはかなり厳しいと思いますが、断食明けに飲む水や食べ物は、神に感謝するほど美味しいのだろうな・・・ と、何となく想像が出来ます。
その後、日が昇るまでの5:00頃までは断食が解禁され、この間に食事や水分補給をします。 その為、断食中の方々は、朝方の4時頃に一度起きて、食事をしてからまた眠るそうです。
シャワーや海水浴など、肌からの水分補給もしないとゆう、徹底した人が居るのには驚きました。
また、子供や老人、妊婦さんや授乳中の女性などは例外で、断食を行ってはいけないそうです。 子供の場合は半日づつ行ったり、将来の為に少しづつ慣れるように訓練をします。
イドゥル・フィトリ / Hari Raya Idul Fitri
そして1ヶ月間の断食を終えると、断食明けの大祭 イドゥル・フィトリ / Hari Raya Idul Fitri を迎えます。
とても盛大なお祭りで、バリ島に移住しているイスラム教徒の方々も、このお祭りに合わせてほとんどの方が故郷に帰り、家族や友人たちと祝います。
イドゥル・フィトリを迎えた朝は、バリ島でも合同礼拝を行うのですが、大勢のイスラム教徒の方々が集まり礼拝をする姿は、”圧巻” です!!
(写真 : ジャカルタ新聞より、2016年にバリ島で行われた合同礼拝の様子)
このお祭りの定番の挨拶である、「Mohon maaf lahir dan batin / モホン マアフ ラヒール ダン バティン」 という言葉は、家族や友人に、この1年の悪い行いや親不孝をお詫びします、とゆう意味があるんだそうです。
お詫びして回ることで心身を浄化させ、新しい気持ちでまた1年を迎えます。
イドゥル フィトリの定番料理
イドゥル・フィトリ用のお祝い料理と言えば、ロントンと呼ばれるチマキのような物や、ココナッツミルクで煮込んだ料理などが代表的です。
バリ島は、様々な宗教を持った方々が、それぞれに尊重し合いながら生活しています。
日本から旅行に来た際も、バリヒンドゥー教やイスラム教など、宗教による生活習慣やルールを目にすることがあるかもしれません。
旅行中、彼らの宗教に対する尊重の気持ちを忘れずに、どうぞご理解とご配慮をお願い致します。
↑ Please Click Here !!!
ブログランキングに参加しています。 1クリックお願いします♡
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
Copyright © ゴーゴーバリ! All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。